エヴァンゲリオンQは、エヴァ破の続きではなく、旧劇場版の続きである!そんなまことしやかな噂が囁かれているので、徹底検証してみます。
エヴァQはエヴァ”旧”!?
エヴァンゲリオンQに秘められた秘密、それは、Q=旧だ、という説があります。これに従えば、エヴァQは破の続きではなく、旧劇場版の後に続けるのが正しいというのです。
●旧劇場版⇒Q⇒序⇒破⇒次回作?
そして、そう考えると意外と辻褄があうことが多いのです。
Qに登場したアスカは、式波ではなく惣流?
Qは冒頭から、破で使徒にやられた?はずのアスカが元気に登場します。結局アスカは無事だったのか、どのようにして復活したのかは劇中で一切語られません。これが、式波ではなく惣流ではないか、と考える一因ですが、やはり気になるのはこちら。

アスカの眼帯です。

完全に一致
さらに、Qのアスカのプラグスーツの右腕はテープでぐるぐる巻きにされていますが、旧劇のラストのアスカも、量産型にやられて右腕が包帯ぐるぐる巻きです。
これだけの一致がまったく無関係なはずはありません。
さらに、旧劇のラストで初号機は宇宙へ行ったことも忘れてはいけません。破で初号機が宇宙に飛んだ(あるいは飛ばされた)描写はありません。
破上映時の予告とQの内容があまりにも違いすぎる
破の予告全然関係ねえwwwと公開直後は叩かれていましたが、実はあの予告は破の後の世界を描いたもので、そもそもQが時間軸的には旧劇の後の話だとしたら、、、。一致しないのもうなずけます。庵野監督だって、もういい大人なんだから、あの予告をなかったことにしてしまうなんてことはないはず、、。よね?(不信)
カヲルのセリフも説明できる。
破のラスト
カヲル「今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ(キリッ」
↓
Qのラスト
カヲル「ミスった〜!死ぬね〜!(ゝω・) テヘペロ」
というカヲルのあまりの馬鹿さ加減に騒然とした劇場ですが、もし時間軸が逆だったとするならば、完全に納得がいくセリフになります。
Qのラスト
カヲル「ミスった〜!死ぬね〜!(ゝω・) テヘペロ」
↓
破のラスト
カヲル「今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ(キリッ」
となるわけですからね。少なくとも、Q⇒破の時間軸は正しいんじゃないのかなあ。
ただし、シンジ君の意識は破⇒Q?
ただ、肝心の主人公の意識は完全に破⇒Qにつながっています。破のラストで綾波を助けたことを強く意識していますからね。ということは、眠っている間に意識がタイムワープしたという設定?それともまさかの夢オチ?
そうなると、ミサトさんたちの説明不足も納得がいく
シンジ君がレイを助けようとしてサードインパクトを起こした。その後世界がどうなったかをもっと懇切丁寧にシンジ君に説明して、懐柔しておけばシンジ君はネルフへ行かなかったのではないか。
おそらく映画を見たほとんどの人が、もっとちゃんとシンジに説明しとけよ!と突っ込んだことでしょう。(私の隣の席とか後ろの席とかみんな第一声がそれ)でも、もしQ=旧説に立てば、これも納得がいきます。シンジ君がいる世界は、シンジ君が綾波を助けようとした世界ではないのです。説明しようにも、誰もそのことを知らない。それが、あの微妙なすれ違い感を生んでいたのではないでしょうか。
しかし、なお不自然な点は残る、、、。
仮にQ⇒破だとすれば、カヲル君、お前死んだよね?っていう話になります。なんで生きてるんだよと。(笑)しかし、カヲル君はただの人間ではなく、使徒なので、綾波のように何回でも生き返るのかもしれません。序の最後でカヲル君が目覚めていましたが、もしかするとあれが生き返ったところなのかもしれません。
また、Qではゲンドウが碇、ユイが綾波という姓でした。旧シリーズではゲンドウがなんか六分儀とかいう名前で、ユイが碇だったはず。この辺が微妙に一致しません。別に姓の話とか、結構どうでもいいので、特に意味がなければ劇中で語ったりはしないはず。ううむ、、、。
と、いくつか不自然な点は残るものの、Qは破よりも時間軸が前である。という説は、かなり有力な説だと思います。すべては次回作公開で明らかになるでしょう。楽しみですね。
どっちにしろ考え過ぎだと
妄想の域を出ていないと思います
自分はテレビシリーズ→旧劇→新劇の時間軸でつながっていると考えています。
Qのアスカはその記憶を取り戻しているようです。
この設定は新劇でエヴァをリビルドするときに導入されたと予想しています。
ブログにまとめましたので、良かったら見にきてください。
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