2007年11月22日

世界はまわると言うけれど GARNET CROW

作詞 AZUKI七
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何もしない。すべて諦めて、何もしない。それは、なかなか難しい世の中ですね。たとえ、ほんのひと時でさえも。

私たちは常に、何か意味あることをしていなければいけないような、そんな強迫観念にも似たようなものに襲われているような気がします。歌詞中にあるように、巡る季節を、流れていく日々を、町の灯りを、ただ意味もなく見ている。そんな時間を、私たちは持っているでしょうか。

また、もし、そんな時間が持てたとしても、いつまでもそうしていることは出来ません。なぜなら、世界はまわるからです。自分がいつまでもそうしたいと思っていても、世界は、周囲は進んでいきます。ただ、眺めている。それだけのことは、それだけであるが故に、叶わない願いなのかもしれません。

こういう、立ち止まりたい気持ち。ただ、眺めていたい気持ちに、時々襲われます。忘れないようにしたいです。

というわけで、FUJIが考える、この歌詞のポイント!

今だけは、そっと、ただ眺めて。

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 20:54 | Comment(3) | 歌詞レビュー

2007年11月07日

hi-speed スペシャル oneday GARNET CROW − 歌詞レビュー

作詞 AZUKI七
hi-speed スペシャル onedayの歌詞を見る

AZUKIさんは、確か、「タイトルに深い意味はない。」といったことをどこかでおっしゃっていましたが、これ以上はない、絶妙なネーミングだと思います。

恋に堕ちてる時間は、まさにhi-speedで日常が巡り、それは間違いなくスペシャル。それは、「コーヒーの最初の一口」のように、長い人生の中の、ほんの一瞬の特別な部分。それが故に、現実に戻る時は、喪失感というか、けだるさというか、あのなんともいえない切なさが伴いますが、一度その味を知ってしまったら最後、手放すことなんて出来ません。

その特別な時間は、いつか終わります。その時間が終わった後でさえも、同じ関係でいるためには、双方の努力が必要です。この歌詞中の男性は、その辺がてんでダメなようですが、特別な時間にいる女性は、不満を持ちながらも、そんな彼にまんざらでもない様子。なんだか、奇妙ですらありますが、「hi-speed スペシャル oneday」と呼ぶに相応しい一瞬を切り取った傑作です。

これだけの歌詞は、やはり、”作詞家”AZUKI七だからこそ書けるのでしょうね。素晴らしいです。

というわけで、FUJIが考える、この歌詞のポイント!

人生の甘美な一瞬。hi-speed スペシャル oneday

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 01:10 | Comment(0) | 歌詞レビュー

2007年10月28日

「世界はまわると言うけれど」が素晴らしすぎる。

GARNET CROWの新曲、「世界はまわると言うけれど」に心とらわれてしまいました。本当に素晴らしすぎる。

初めて聴いた時には、これといって感じるところはなかったのですが、何度か聴いているうちに、理由も分からず、ただ心動かされている自分がいました。

特別な言葉があるわけでもなく、勇気付けられるわけでもなく、ただ、流れているだけで、心の中の何かが震える。そんな、滅多に出来ない体験が出来た曲です。これだから、GARNETファンはやめられない。

CDの発売はまだですが、一部、公式サイトと、アニメ、名探偵コナンのエンディングで聴く事ができます。

フルでゆっくり聴きたい曲です。

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 14:57 | Comment(0) | 詞的な日記

2007年10月22日

春待つ花のように GARNET CROW − 歌詞レビュー

作詞 AZUKI七
春待つ花のようにの歌詞を見る

切な過ぎる願い…。

愛の終わり。愛し合った頃の言葉や、描いた未来の想像図だけが燦然と輝き、虚しさを増長させます。

しかし、この歌詞の主人公は、どうしても愛した君を捨てることは出来ません。しかし、愛の終わる哀しみも、苦しさも知ってしまいました。そんな彼女がただ願えることは、できる事なら、もう一度出会うこと。そして、その時には、もう悲しまなくてすむように、苦しまなくてすむように、愛しすぎない二人でいること…。

あまりにも切ない想い。でも共感できてしまいます。

というわけで、FUJIが考える、この歌詞のポイント!

次、出会う時は、哀しいほど、愛さぬ人であるように。

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 13:46 | Comment(0) | 歌詞レビュー

2007年10月08日

「School Days」、Nice boat.が僕に残したもの。

幼少時代、あまりアニメを見ずに育った私。アニメといえば、アンパンマンとか、ドラゴンボールとか、子供が見て楽しむもの。というイメージを抱いていました。

そんな偏見から救ってくれたのが、新世紀エヴァンゲリオン。アニメには、大人の視聴に耐えうるものがある、いや、大人にこそ相応しいといえるアニメもある。エヴァは、私にそう確信させるのに十分なアニメでした。

それ以来、少しばかり、アニメを見るようになったのですが、だんだん困った状態に陥るようになりました。多分、私が変なんだと思いますが、アニメを見終えると、鬱になって無気力になるんです。

「これ、面白くないや。」と思うようなアニメはいいんですが、自分が気に入った作品を見終わると、ハッピーエンドだろうがなんだろうが、とにかく鬱になってしまいます。多分、気に入っていたものが終わってしまう喪失感のようなものでしょうが、そのうち耐性が付くだろうと思っていたのに、症状はひどくなるばかり。らき☆すたでさえ、鑑賞後鬱になるとはどういうことか。

そして、心に決定的ダメージを与えたのが、Nice boat.「School Days」です。これも結構好きで、全話見ていたんですが、最終話の展開がいろんな意味ですごすぎたため、なんだか、すごい瞬間に立ち会ってしまった。という想いのもと、翌日は何も食べる気が起きないほどの衝撃でした。何も手につきやしない。

アニメ見るだけでいちいちこんな状態になってたら、たまったもんじゃない。確かに面白いアニメ、まだまだたくさんあるだろう。でも、エヴァという伝説、Nice boat.という神話は、自分の中で、もう越えることはないだろうと言い聞かせ、アニメ見るの、もうやめよう。。。そう心に誓いました。それが、Nice boat.が僕に残したもの。

レイ「虚構に逃げて、真実をごまかしていたのね。」
シンジ「僕ひとりの夢を見ちゃいけないのか?」
レイ「それは夢じゃない。ただの現実の埋め合わせよ。」
シンジ「じゃあ、僕の夢はどこ?」
レイ「それは現実の続き。」
シンジ「僕の…現実はどこ?」

レイ「それは夢の終わりよ。」

〜THE END OF EVANGELION まごころを、君に

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 15:13 | Comment(0) | 詞的な日記

2007年09月16日

キラーチューン 東京事変 − 歌詞レビュー

作詞 椎名林檎
キラーチューンの歌詞を見る

贅沢は、悪いことじゃない。だって、お金を浪費することだけが、贅沢じゃないもの。

贅沢。それは、日本人にとっては、どちらかと言うと嫌われる言葉かもしれません。質素、倹約といったことが、美徳とされたりしますし。

だけど、贅沢したっていいんです。なぜなら、お金を浪費するだけが贅沢じゃないから。美しい景色を見ることに時間を費やす。大好きな人と一緒に過ごす。日常の何気ないことも、これ以上ない贅沢になり得ます。

お金なんかじゃ手に入らない、最高の贅沢を見つけ出しましょう。それが出来た人は勝ち。

というわけで、FUJIが考える、この歌詞のポイント!

心の貧しさは敵。

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 00:21 | Comment(0) | 歌詞レビュー

2007年09月09日

ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序 YOU ARE (NOT) ALONE

見てきました。まだご覧になっていない方もいらっしゃると思うので、あまりネタバレのないように簡単に感想を。一言であらわすと、個人的には想像以上に素晴らしかった。

まず皆さん目が行くと思いますが、とにかく作画がすごい。どれくらいすごいかと言うと、今作見てからTV版見てしまうと、あれほど「色あせない作品だな〜。」と思っていた作品が、ものすごく色あせて見えてしまうくらい。この映像見て!と言わんばかりのカットも用意されていて、その映像美に圧倒されました。

主人公、碇シンジ君は相変わらず苦悩しているのですが、その心理描写も幾分分かりやすくなっていたように思います。TV版では、シンジ君の苦悩の描写に、共感できない部分もあって、うじうじするな!と思ってしまう部分もあったのですが、今回のシンジ君の悩みっぷりには完全に納得できたので、そういうイライラ感も解消。

また、方々で話題になっていますが、とにかくあの使徒戦はすごい。使徒対シンジという構図だけに落ち着かず、シンジ君を支えたり、見守ったりする全ての人間を描こうとしている部分に、グッと込み上げるものがあります。

繊細な中学生、碇シンジ君の孤独な苦悩。でも、彼は一人じゃない。たくさんの人に見守られ、たくさんの人に支えられ、彼も少しずつ、そのことに気づいていく。

YOU ARE (NOT) ALONE...

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 00:47 | Comment(0) | 詞的な日記

2007年08月26日

人として軸がぶれている 大槻ケンヂと絶望少女達 − 歌詞レビュー

作詞 大槻ケンヂ
人として軸がぶれているの歌詞を見る

人が素敵に生きるコツ。それは、ぶれないこと。

アスリートや、アーティストがなぜ素敵に見えるのか。それは、彼らが、自分の信じた道を一直線に突き進み、人として、軸がぶれていないからかもしれません。ですが、普通の人は、軸がぶれずに生きるなんて、実に困難なのです。

この道で生きて行きたい。こういう生き方をしたい。そんな願望はあっても、本当に上手くいくかはわかりません。みんな、不安で思わず軸がぶれ、多少の差はあっても、生き方が震えてしまいます。この歌詞の主人公は、自身の生き方に、そして、自分自身に自信が持てず、どうせなら、ぶれまくれと、開き直ろうとします。

どうすれば、人はぶれずに生きることができるのでしょうか。人は、一人では弱い生き物です。支えてくれる人、守りたいと思う人、期待してくれる人、いろんな人に支えられ、その人たちの気持ちに報いたいと思うことで、初めて、軸をまっすぐに生きることができるのではないでしょうか。

というわけで、FUJIが考える、この歌詞のポイント!

誰かのおかげで、そして、誰かのために。

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 17:41 | Comment(0) | 歌詞レビュー

2007年08月23日

人として軸がぶれているでお越しの方

以前、絶望した!でおなじみの、さよなら絶望先生のOPについてコメントしましたところ、検索に引っかかっているらしく、「人として軸がぶれている」の検索ワードでたくさんお越しいただいています。

大変申し訳ないことに、せっかくお越しいただいても、当ブログではこの曲についてほとんど何も書いていません。そこで、私もこの曲好きなので、一週間以内をめどに、いつものように、レビューしようと思います。以上、ご連絡。

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 18:02 | Comment(0) | 詞的な日記

2007年08月16日

Ladybird girl the pillows − 歌詞レビュー

作詞 山中沢男
Ladybird girlの歌詞を見る

pillowsらしい音と歌詞です。こういうの好き。

恋に堕ちていく、まさにその瞬間を切り取ったかのような、瑞々しい一曲です。頭の中では、君のことを、壊れそうなくらい繰り返し思い浮かべて、「会う」という単純なことにも、胸をときめかせています。

恋は人を変えていきます。相手のことが好きなあまり、自分とは思えないくらい、積極的になったり、自分の気持ちなのに、コントロールできなくて、切なくて眠れなかったり、と、不安定になります。

でも、その気持ちも、大好きな人も、手放したくなんてない。人は、その甘酸っぱい気持ちを、なんだかんだ言って、楽しむのです。

というわけで、FUJIが考える、この歌詞のポイント!

こんな気持ちは、君のせい。だけど、君のおかげ。

歌詞から選ぶJ-POPレビュー FUJI at 21:38 | Comment(0) | 歌詞レビュー